世界大会直前に風呂からRAGEに出て負けた話

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※風呂というのは「安息の絶傑・マーウィン」のボイスが全て謎のエコーに包まれている事の総称。聞くと分かる。

 

 

勝ってないのですが負け組の教訓がいっぱいあるので負けた方が読むと趣があるかもしれない。

 

 

【前提】

落選 vol.3(DRK)

Day2ファミ通 Cup(ROB)

金終 vol.4(TOG)

Day1 vol.5(WLD)

金終 winter(SFL)

上8 Premier Cup(CGS Unlimited)

Day1 spring(CGS)

金終 summer(DBN)

Day2 autumn(BOS)

Day1 winter(OOT)

 

法則性を感じる。

結局9-6-3とかで平凡な成績になってしまった。

という事で特に大型大会に強い訳でも無い一般人的な観点から

負けたら凄い剣幕で身内組も何もすっぽかして会場から一瞬で立ち去りその期間中ずっと戦わなければならない使命感に襲われる病気持ち

の私が

負けた割に珍しく明るい気分だった今回の通称10日RAGE

についてだけ書いておきます。

 

 

【10日間】

 

・9月27日(木)

新弾スタート。

原初D(ガルミーユ抜き)から触り、まぁまぁ先攻の前寄りVに負けるので試しにVを触ってみる。

早期に血に飢えたハムスターが弱い事に気付く。

という事でランクマッチ中に考案されたのがこんな感じ。

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スコルピオに入れ替えてからは開幕という事もありそれなりの速度でMPを増やした。

 

 

・9月28日(金)

Grand Master到達。BOSと同じく4番目。

BOSに続いて今回も第5回Ratings杯出場のVoF|もぐりゅー氏が最速グラマス。

 

 

そしてこれが恐らくRAGEまでの雛形になる「最速グラマス」の箔が付いた3×12+2×2の闇喰らいの蝙蝠Vのデッキリスト

 

実は9月27日の時点でチラッと見掛けていたのは内緒。

第4回Ratings杯出場のドロシー・ウェスト(さん)。

九州窓とかでもマウンティング・ニモしまくる怪物である。

 

 

発言が(昔の私に似て)有り得ん気持ち悪いものの

ネクロマンサーとヴァンパイアは頼りになる(生理的にしたくないが)為見に行ってみたら見つけた。

 

当人的には実装前から1枚も変わらずピタリ当てたらしい。

 

クラスをやり込むとこういう利点があるのはDBN開幕のGCWの時に自身も実感しているのでクラス専の方は適度に頑張って欲しい。

 

 

Grand Masterへの昇格戦で、幸運にも第4回Ratings杯 優勝のかわいさんを踏む事が出来た。

一瞬で粉砕されたものの、彼が使っていたのは侮蔑疾走Dだった。

 

そういえばTwitterで第6回Ratings杯で見掛けたganoさんがあげていたなと確認。

 

 

この日は早くも新弾最初のJCGが行われるので

ラッキーなタイミングで相方候補を手に入れた。

 

 

時間も無いので最初のJCGはランクマッチでかわいさんがプレイしてきたカードを目コピーした侮蔑疾走D

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と、

自身がランクマッチで使用していた闇喰らいVで参加。

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結果は予選T優勝、決勝Tベスト8。

そこまでの過程で、

DBNプレーオフ進出のRiohwさん、

Ratings最強プレイヤーのキリギリス・達人キョンシー・霧子・crimsonさん、

BOS RAGE4位のRTE|Ponさんを踏む事が出来た。

 

使っていたのは侮蔑疾走DとミッドR。

 

2キープから先2でVに対してフィルレインが出て来てさてはキープしたな貴様とか言ってたら一瞬で轢かれて負けた。

仕方が無いのでRと戦うと今度は底15まで見ても1枚も闇喰らいが見えず限界を迎え終了。

 

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頭に来た時は次に勝てば良いのだ。簡単である。

 

なんだか強そうだったのでミッドRの出元を確認すると、

Youtuberのもろりんさんがやたら勝っている話を聞きつけ見に行った。

 

 

という事で次にロイヤルに目を付けてその日の収穫終了。

 

 

・9月29日(土)

Grand Masterの赤い宝石でめっちゃドヤ顔出来た。

 

では無く一巡目のメタゲームを左右するJCG Finalの連続ローテーション大会。

 

Vは皆がやんややんや騒いでいるので放置。

昨日の経験からロイヤルを使おうと考えた。

 

 

JCGに持っていったのはこれ。

マーズが嫌いなので嵐の槍使いが入っているこちらを見つけて全部そのまま持っていった。

 

このミッドRと昨日と同じ侮蔑疾走Dで参加。

結果は予選T優勝からまたも決勝Tベスト8。

Finalは参加者が多いので数値に関しての価値は昨日より高いが対して関係無いし知った事では無い。

 

ミッドRの感触がかなり良い気がしたので、錯覚か判断する為ランクマッチで勝率を見ようと思う所でこの日は終了。

 

 

・9月30日(日)

ここら辺で大体のアーキタイプを知る事が出来た。

エルフがVにだけやたら強かったり、

マナリアがVに悲しい程弱かったりするのも何となく心得た。

 

RAGEへの候補として、

 

・ミッドE(Vにしか勝てない)

・ミッドR(決定力不足過ぎてコントロールマッチ全て落とす)

GCW(偏差デッキ感は変わらず)

・マナリアW(Vに目無し)

・侮蔑疾走D(枠的にRとVを同時に倒せない)

・原初D(枠不足)

アーカスミッドN(この時点では不透明)

・闇喰らいV(メタカードを踏みやすく偏差も大きい)

・天狐B(テックされるであろう熾天使の剣に泣かされる)

・リーシェナ人形Nm(EPをリーシェナに切らねば勝ち筋が無く、かなり存在するRにはもれなく消される)

・AFNm(マキナ引かないと勝てない試合が変わってない)

 

とこんな感じ。

 

また、

環境のメタ思考から、

 

・悪魔伯爵・ダリオ(アーサーから必ず出る)

・神の盾・ブローディア(蝙蝠止めながら疾走も止める)

虚数物体(丁度黒AF分の2ターンだけ止めてくれる)

 

等の今見て文字に起こすとやたら強そうなメタカードが数クラスに存在する。

 

 

この日は配信で侮蔑疾走Dでランクマッチを1時間程だけしたが、

この時、DはRとVを同時に倒す事が出来ないという問題に気が付く。

 

既存の40枚で、

ブレイジングブレスと嵐の翼とポセイドンと狂えるドレイクを同時に組み込むのは非常に難しい

という話。

 

前期BOSの後期GCW

Eを射程圏内に入れながら且つBにガン有利を付けるのは構築作成上絶対に不可能だった

というお話と似ている。

 

 

10月1日(月)

 

 

世界を破壊しかけた。

 

 

10月2日(火)

 

土曜日終日辺りからの思想であったミッドRだったが、

ゆったりランクマッチを進めていて飽きてきたので確認した。

 

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oh...

 

悲しくなった。

 

 

(因みにこれよく見ると勘違いに気付くのだが目の前の60%という絶望的な数値に悲観していた当時の自身はこれでロイヤルを諦めてしまった。)

 

 

そしてこの頃からぱんださんとマトモさんの配信を覗きに行く事にした。

特にぱんださんの配信はかなり久しぶりにアーカイブを探して見るレベルだった。ラジオにもした。

 

デッキビルドセンスに定評のあるぱんださんは

遂にヴァーナレクを限界まで削り、双石の悪魔を3枚投入

こっそりお蔵入りしていた私の第1号Vの双石の悪魔も喜んでいるかもしれない。

 

探していた感覚に近しい物だった為、パワーカードであるヴァーナレクの減少の使用感だけ確認して問題無かったので

こちらのタイプをメインに切りかえた。

 

 

10月3日(水)

 

新弾から3回目、RAGE前最後のJCG。

 

侮蔑疾走Dは中盤の攻め手を枯らさないというコンセプトを聞き嵐の翼を3投したマトモさんの40枚

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と、

ぱんださんの構築を基盤に、

第6回Ratings杯にも出てやる気up中のゆあさんに

姦淫の翼をオススメされ投入。

先攻カードであるスコルピオと1枚差し替え。

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結果は予選T優勝決勝Tベスト16。

 

 

結局RAGE前のJCGローテ3大会全てで予選抜け。

数字に起こすと

5-1

6-1(不戦勝足すと7-1)

4-1

RAGE前に少しは自信の付く結果となった。

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が、

Ratingsではそうも行かず。

予想以上に侮蔑疾走Dが弱い。

 

JCGで勝っているのが上振れだと気が付けたのはとても大きかった。

 

そもそも侮蔑の絶傑・ガルミーユが

・ボードアドバンテージ

・ライフアドバンテージ

・EP(シャドウバース的な意味で)

と欲しい事を全てやってくれる為に、

逆に言えば既存の構築はガルミーユが引けない時点で欠陥構築だと言わざるを得ない。

 

結局ドラゴンに対しての自身の考えは、

 

・現行では先攻だけ、後攻だとマウントを取り返せず守護だけで負ける欠陥デッキ

・Vを見るなら1c必須、ポセイドン、ゾーイも有効牌

・ミッドレンジ環境なら原初Dも考えたがVを避けるマッチ運が必要

 

という感じで、

勝つなら侮蔑だが構築は1cとポセイドンを採用しながら疾走要素を落とさず除去も考慮する

とかいう無理難題があまりにも厳しく調整は難航した。

 

 

10月4日(木)

 

台風を破壊しかけた。

 

 

10月5日(金)

 

使う予定だったドラゴンが弱いと知ってから時間も無い上に結局結論も出ず、

仕方無くヴァンパイアを確定として新規を模索して当てるしか無い状況で、

天狐Bの可能性を考え始めた。

 

正直自身が昔からビショップが苦手(嫌い)(1tに願いを置くな)(イージスナーフ)(超越はセラフに不利)

なので触る事は無いと思っていたものの、

 

明らかに増えるであろうミッドR、原初D、ミッドN(アーカスは無理)

の全てに元から根幹が有利で、

 

且つ特殊勝利系統がスーパーバーンに傾倒しており全てブローディアで受け止められる事から、

GCW、マナリアW、闇喰らいの蝙蝠(にだけ強くてフラウロスとVの根本に弱い、後述)、リーシェナNm

までを対象範囲に出来る。

 

 

壺売り職人と話して残り数時間で持ち込みに踏み込んだのがコチラ。

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👈👀☝️

 

マーウィン採用型の天狐B。

安息の絶傑・マーウィンは、お互いにある程度の恩恵を受けるというよくあるカードゲームでは弱いタイプのカードだが、

マナ推移固定のこのゲームでは明確に強い相手が存在する。

 

先4に出すと後攻は5PP、後4に出すと先は6PPになります。

これに各リーダーのコスト別のゲームメイクカードを当てはめていくと、強かったり弱かったりが徐々に分かっていきます。

 

 

まずマーウィンが強い対面は、

・対R後4

進化後のAスタッツと進化後効果をかなり嫌がり、6では無く5のカードが多いため。

・対W6まで

GCW想定。

1ターンに使えるPP総量でスペルブーストを溜めるため飛ばされると単純にその分を消している事になりマーウィンの恩恵を受けにくく、ハンドも溢れやすくそこに合わせやすい。

スペルマナリア相手なら7まで使える。

・対N後4

5並べ6グレモリー7ギルネリーゼが主眼で、一番大事な5を飛ばせるのでプランを狂わせやすく、

フェリとギルネリーゼの効果は勘違いされがちな事からハイパープレイミスを誘発しやすい。

そもそもフェリとギルネリーゼ以外は横並べからバフのデッキなのでとにかく事前準備で一番大事な5tを飛ばせるのは大きく、それ以降はこちら側に優秀なAoEが存在する。

・対Nm先後4

リーシェナ人形Nm想定。

リーシェナを出す以外に能が無いのでこちら側がほぼ一方的なアドバンテージになりやすい。

またドローもパーツ集めに重要になるので何なら数枚引きたい。

 

 

この流れで分かると思うが弱いタイミングは

先攻4なら5が強い相手、

後攻4なら6が強い相手には弱くなる。

 

そして残り3種類のアドバンテージ効果からどれだけ恩恵を受けられるかだが、

闇喰らいの蝙蝠Vはほぼ全要素が嬉しいアドバンテージになりがちで、6に飛ばしてしまうと後4の次に先6に回してしまい2×3と残り1枚待機や先4蒼炎を進めてしまい友情コンボになってしまう時まである。

 

4点以上はカットするもののどう足掻いても3点2回で落ちるため天狐Bのフォロワーとして的にされやすく絶対にフラウロスを投げられると思って差し支えない。

こうなるとブローディアどころの話ではなくなり、

AoEや除去連打にも限界がある事からなんと闇喰らいの蝙蝠Vに不利。これは良くない。

 

 

・結論

闇喰らいの蝙蝠Vがナーフされてからが本番

 

 

ロイヤルにはそもそも強くてGCW等面倒なセカンドデッキにも強いのに肝心の闇喰らいの蝙蝠Vに有り得ん目無し。

ミッドRやミッドNcだけ踏めれば沢山勝てているはずの職だが当たり前のようにVの母数が飛び抜けて一番だろうし仕方無し。

 

因みに1回Vが上二連で2タテとアーカスN×蝙蝠Vの構成を踏んで1-2で終了。

一応ミッドNにアーカスが1〜2入っている形が多いのでソウルコンバージョン辺りとの兼ね合いで勝率が変動したりはするかもしれない。

 

選択理由としては

Tier1と信じていたはずの侮蔑疾走Dが弱い事に気付いてから上記の条件を満たせる構築が生み出せなかった事と、ミッドRの評価が個人的に低かった(勘違い)

という感じ。

 

 

【終わりに】

情報は得るものの大体1人で調整する性分なのですが、開幕だけ頑張ったものの10月1日以降、特に水曜日からは極端に時間が取れずろくに調整とも言えない時間が続き、流石に今回はどこかに手を伸ばすべきだったと深く反省しました。

今回特に嘆く事が無かったのはそもそもスタートラインにすら立ってなかったからで、気付いた金曜日にはもう遅かったので珍しくエンジョイ勢並感で参加しました。

 

調整グループやチームの影響を大きく受けやすい短期間決戦で、

そういった意味では集団の総合力が求められた総合力ゲームだったかなぁと結果を見て感じました。

 

 

ただ、久しぶりにこういう境遇になったので、短期間の情報戦環境では

ラジオ(やたら語る奴🐼)や

流し見にも十分な価値がある、

またそれを行えている集団(協議や観戦通話等多人数が意を交える場)にはより良い結果が付いてくると感じました。

 

なにせ10日ですから。何が正解誰が正解なんて分かったものじゃないですし。

上位層だの配信者だのに裁量を頼っていざ自身が間違えたら情報操作だの何だのって言い始めてたら一生勝てないから少しは自身の頭で考える事も大事って話。

まぁ言うだけなら自由なので自身の判断で。

 

 

そういえば直後にJCG世界予選があります。

今度はかなり情報が解放され、メタゲームの進んだ大会になると予想される訳ですが、

ルーリングを確認しましたがほぼRAGEですね。

 

1.トーナメント3回戦

2.ダブルエリミネーション8回戦(7-1up)

3.プレーオフトーナメント3回戦

4.グランドファイナル(オフライン戦)

 

TOG東の伝説の直帰RAGE(Day1敗北不可)

SFLレベルのDay2比重、

そしてプレーオフとグランドファイナルにあたるオフライン戦で上2が世界大会。

 

 

まぁ1人で狙うのはいつも通り不可能な話なのですが、

レート窓がQ&B理論(大型大会勝率70%の人間が10人集まれば2大会に一度ファイナリストが排出出来る計算になる)

を達成してしまっているので、

今後はこれらの大会への集団単位での考え方が変わってくるかもしれませんね。

 

 

 

私もそろそろ動こうかなぁ

 

 

おわり

アグロエルフは死んだんだ いくら呼んでも帰っては来ないんだ

もうあの時間は終わって、

君も翠嵐と向き合う時なんだ

 

〜〜

 

話はSFLに遡り、かの「Q&B」さんが

Ratings第3期前半戦(SFL第1期)の最終日に公開された

とあるリストが話題を呼びました。

 

 

そう、これがBOS第1期まで続く

「WLD型アグロエルフ」の誕生でした。

 

当時の新規要素として

 

「茨の森」

「妖精の使役者」

がWLD産、

 

「妖精の調べ」

がSFL産、

 

豊富な1cのくっ付きと軽量除去による開幕の圧倒的な盤面干渉力に加えて、

妖精の調べによる全体バフ、茨の森による交戦サポートでエルフ特有の数値の貧弱さを補っており、

AoEが重なる中盤以降はリノセウス、妖精の使役者で走りきるフィニッシュプランをセットにしていました。

 

 

 

とは言えこんな歴史は老害の嗜み程度に受け取って頂いて、

本番はやはりこの形の最盛期であるDBN環境でしょう。

 

 

 

DBNアグロエルフの雛形。

ローテーションの影響で失った点数を

「ビートルウォーリアー」

「イピリア」

に任せ、スピードを維持しています。

 

ベビーエルフ・メイが落ちてしまう所に

「インセクトキング」が降ってきたり、

「エルフの鍛冶師・レーネ」のような優秀なボード干渉能力の高いカードも追加されており、

 

「リーフマン」は2/2/2でありながら

リザと風神の間の子として

ローテーションカードとは思えない器用っぷりでした。

 

DBNアディショナルでは更に「歴戦の鷹匠」も獲得し、

その強さを来期に持ち越します。

 

 

 

と、ここまでが今までの新興アグロエルフの歴史。

そしてここからがBOS環境でのエルフの変遷についてのお話。

 

 

1.BOS開幕、失われしビートルウォーリアー

 

BOSのローテーションにより落ちてしまったのは

「ビートルウォーリアー」。

前期DBN環境では更地から対ミッドRの先攻5に進化5/6で走るとほぼ勝利と言った

スタッツと打点の押し付けが重宝された存在でした。

 

何を言ってもEPが投資出来る3点が3枚落ちてしまった事実には変わりないものの、

それでもDBNの最終環境で追加された

「歴戦の鷹匠」分でギリギリ点数を保っていました。

 

 

BOS開幕に行われた祭典、Ratings Final時の構築例。

 

私自身も3×13+バッタの指揮者1で最速グラマスチャレンジで4位通過、

Ratings Finalは

【シャドウバース】レーティング上位16名!Ratings Final 試合結果・出場選手・使用デッキ - シャドウバース攻略まとめWiki - GameBox

リラ2スターリー2型でした。

 

3×13+打点補強

or

3×12+リラ2スターリー2

が上位層の結論で、フルパワー天狐の社Bともやり合える程のスピードがありました。

 

しかし、Ratings Final直後、事件は起こってしまうのです。

 

 

2.BOS第1ナーフ、6cイピリアの誕生

 

そう、

リノセウスが消えてから今までフィニッシュプランを確立してくれていた

「イピリア」に遂に運営の手がかけられてしまいます。

 

変更内容はコスト5→6。

スタッツに変更は無く、一見何の変哲も無いように見えますが、

これが後にあまりにも大きな打撃だと知る事になります。

 

 

この変更によって考えなければならないのは

「クロック入れ替わりとフィニッシュターンの関係性」

について。

 

クロック(Clock)とは、戦場のダメージソースと対戦相手のライフから、あと何ターンでゲームを終わらせることができるかという目安。転じて、1ターンに与え得るダメージの予測量として使われることもある。

例えば、Aのライフが20でBが大気の精霊/Air Elementalを1体コントロールしているならば、BはAに対して4点クロック、または5ターンクロックを持っていることになる。

 

MTG wiki より引用

 

 

元々WLD型アグロエルフはやたらボード戦に強かった為、

茨の森を対空射撃で使い回していると

かなり長いターン戦える事にしばしば驚く事は無かったでしょうか。

 

では何故これがアグロエルフなのか?

と聞かれた際に出てくる問題がこのクロックという概念について。

 

凄く簡単に説明すると、

自分はフェアリーを5体並べており、

相手はジェネシスドラゴンを1体立てている時、

ボードはこちらの方が広げているものの、

こちらは毎ターン5点しか出ない為「4ターン」かかるし、

殴りあえば相手は「3ターン」でこちらを倒してしまう。

このようにターン経過で持続するフィニッシュまでの時間をクロックと言いますが、

 

要はイピリアナーフによってこのクロックが1ターン分ズレる事になった訳です。

 

アグロエルフとして戦う相手だった

天狐B(4c→5c)や人形Nmに対しての影響は凄まじく、

常套手段であったイピリア対空イピリアがズレ込む事によって

「七宝石の姫・レフィーエ」

「心無き決闘」

等の大型守護や、

「狂えるドレイク」

等のイピリアを溶かせるレベルの火力に付き合わされるようになり、

 

じゃあ採用しないとなると

今度は圧倒的な点数不足に陥り、

こちらが再展開している内に相手のクロックが勝ってしまい逆リーサルに対処しなければならない

と言ったアグロデッキとしての欠陥が見え始め、

余程都合良く開幕で並べて必ず妖精の調べが起動出来る人間で無いと完全に打点が足りなくなってしまった

 

BOS第2期にして遂に、SFLから台頭して来たWLD型アグロエルフは息を引き取りました。

(勝手に殺すな)

 

 

 

3.イピリアの死、翠嵐の時代

 

さて困った。

エルフは使いたいがアグロエルフは使えない。

 

ん?

「エルフが使いたい」

とは?

 

そう、かねてからこのエルフクラス、

とあるカードによってその存在意義を常に持っている。

 

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「茨の森」。

現環境最高クラスのテンポカード。

今までアグロエルフが何故かテンポエルフになる時、

基本的にこのカードがゲームに絡んでいたのでは無いだろうか。

 

1/1のフォロワーが2/2/2と食い合い、

果てには先に交戦時効果で倒してしまえば一方、

体力1だと触れる事すら出来なくなると言ったこの能力は、

ローテーション規格のボードデッキには深く突き刺さり、

 

茨の森がロイヤル・ネメシスに有利だから有利、

等と言えてしまう程。

 

しかし、片翼が消えた今、

例え長くゲームをしても削りきる未来は見えず、

アグロデッキ故に必ず先にこちらが疲弊してしまう。

 

そこでだ。

 

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「翠嵐の斧使い」。

アグロエルフにはあまりにも遅く、とても使用に耐えうるカードでは無かったが、

アグロデッキからミッドレンジデッキとして見方を変えるなら選択肢になるという事で

競技寄りの覇者である「たらこ」さんが雛形を作成し、

遂に上位層でも採用され始め、

 

Ratings第6期前半戦の終盤で型割れし姿を現す。

 

 

 

4.ミッドレンジエルフの台頭

 

茨の森さえあれば大体長いゲームが出来る事を許されている為定義付けが難しいものの、

少なくとも今期の翠嵐Eはアグロデッキでは無い

という事だけ間違いない事と、

アグロデッキのままの認識では人形Nmに勝てないまま

であるというのもまた然りだと言えます。

 

BOS第2期、ミッドEの基本リストがコチラ。

 


可能な限り開幕に寄せており、

ほぼ既存のアグロEの構築と変わりません。

変化するのはゲームプランで、

人形Nmのようなボードデッキに対しても

戦線を継続し続ければ勝利可能となっています。

 

従来までのアグロEvs人形Nmは、

エルフが余程開幕でフルムーブが出来ない限り

外界からの侵略者・バジリスによって横並びを全て崩壊させられ、

盤面からの点数が完全にカットされる為に

後の防御型ゴーレム、心無き決闘のような大型守護を置かれて終わりでしたが、

 

こちらはボード維持を意識した進化の使い方を徹底し、

且つそのようなプレイでゲームを伸ばしても

伸ばした先に勝利プラン(翠嵐)が存在する事で人形Nmに対する勝率を大幅に伸ばしています。

 

(今まではボード戦をしかけても疲弊して敗北が関の山だった事からアグロとのプランニング単位での考え方の差がここに現れているとも言える)

 

その上で、今まで採用されなかったものの

ボード戦前提の構築と化した事で採用されるようになったカードが

 

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天禀の射手・メーテラ。

エルフに珍しいフォロワーへの高打点にリソース供給能力がくっ付いたボード干渉タイプのパワーカード。

 

そう、

後半まで戦線を繋ぐ為のハンドリソース供給と、

無茶の利く盤面への超強打点を兼ね備え、

まさしくミッドレンジエルフを体現する女である。

 

これにより有識間の人形NmvsEは

人形Nm有利(vsアグロE)から

エルフ有利(vsミッドE)に変わる事に。

 

今まで決意オーキスでコンシード出来ていたゲームも普通に落とすようになって驚いた事と思うが、

これらの様々な要因によりエルフが姿を変えた事によるものだったという訳である。

 

 

5.個人の感想・あとがき

 

私自身は因みに常にDBNアグロエルフの信者で、

その美しさに陶酔している為に

やたら天禀の射手・メーテラと翠嵐の斧使いが嫌いである。

(結構やかましく騒いだ記憶がある)

 

因むと結局強いカードかと言われるとそんな事は無いが、

(6/6/5突進+守護貫通4打点追加位なら存在するし4/4/3固定の進化権フォロワーである時点で美しきエンハンス群には美しさが劣る)

 

ミッドレンジタイプにしようとする時点で

ある程度の単体性能を持ちつつ

テキストがボード干渉寄りである必要がある為

エルフの貧弱なローテカードプールではこの程度しか択に無かったというのがこの話の結論である。

 

アグロ翠嵐Eという呼び方はかなり好み。

そりゃリストはほぼアグロEで、だが翠嵐は使うぞと言った意思がデッキ名から分かりやすいからである。

ただこれだとやはり勘違いしやすいので結局ミッドEと呼ぶように心掛けている。

 

純心の歌い手

天禀の射手・メーテラ

絢爛の紡ぎ手・コルワ

等は翠嵐の斧使いの為にハンドリソースを繋ぐ働きをする。

これらが採用される軌跡もまた長期戦を見据えたアーキタイプの変遷によるもの。

 

どうでも良いが、

TOGの開幕、あのヘクターネクロが実はアグロネクロと呼ばれていた事実を知っている老が(ryは少ないだろう。

魔将軍・ヘクターによる圧倒的なボード干渉・制圧能力を持ちながら、開幕で勝手に疲弊する可能性があるのは意味が無いとソウルコンバージョンが3枚積まれた所からあの期はスタートする(古参トーク)

 

今のゴブリンのように、当たり前だがスカルビーストは入っている。

1/1/2の有無でアーキタイプを決め付けるのはナンセ(ryliga

 

(そもそも1/1/2がローテーション規格に極僅かな為にミッドレンジタイプにまず優先して採用されないのは考えてみれば当たり前の話である)

 

 

書くの飽きた

 

終わり

私のRatings Final

来たる緊急ナーフの影響で日持ちしない事が判明した為駆け足で書き込んでいます。

 

デッキ登録の日程である7/13、

新弾開幕から丁度二週間しか無かった暫定版の記述なので多少の解釈のズレは許して下さいまし。

 

とは言っても7/18にBOS第1期は終わりを迎える為

文句も付かないナーフ速度の

劣悪環境でのRatings Finalとなりました。

 

 

 

1.思考段階

今期のBO3環境はRatingsの停止により開幕から欠片も変遷が無く、

JCG等を見てもトップメタこそミッドR×天狐Bなものの

当たり前のようにTier2が散見され全くあてにならない。

 

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Bグループは

 

金髪幼女

タックル

まりのす

道コントロール

スカーフガブリアス

シャベッテ

持ち込み予想不可

 

の異色混合戦となっており、

AグループのようなThe・王道達と真逆の集団になっている。

コントロールオタク多過ぎ。

 

 

趣向はさておき、

予想される今期のレートオタク受けの良いデッキが

 

・アグロE

・ミッドR

・天狐B

・人形Nm

の4種類。

 

そして恐らく天狐Bは満場一致で持ち込まれるのでは無いかと考えると、

 

2ndデッキが

・アグロE

・ミッドR

・人形Nm

の三択になる。

 

この内

唯一人形Nmのみ天狐Bに明確に不利が付く。

 

緻密なムービングが期待出来るオタクデッキではあるものの

これがデッキ選択に大きく響くのでは無いかという事で、

人形Nmのシェア減読みだとメリットの少ないアグロEを落としてミッドRに戻るのでは

という所に帰結した。

結局当たり前のミッドR×天狐B読みである。

 

大衆的にもミッドR×天狐BがTier1構成と言われているし、

レート勢なら.....

 

だがBグループだ。

 

そう、問題は自身がBグループであるという事。

あまりにオタク過ぎるそのメンツが、

今期の

ガウェインが採用出来ず

スカイフォートレスを減らさなければならない

気持ちの悪いミッドRを使用するだろうか?

 

もはやGCWとか峡谷Dとかあらぬ方向から意味不明なデッキが飛んでくるかもしれないという恐怖に怯える。

 

 

 

2.持ち込み

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出、出〜

天狐外迄聖獅子使用奴〜

 

天狐Bを持ち込むと

Bグループのヤバい人達に消されると思いました。

 

天狐Bに現状唯一明確に有利が付いている

(と言われているし頑張って欲しい)

聖獅子Bの持ち込み。

 

今回珍しく公開制な事もあり、

コントロールミラーは引きゲー必死になる事が分かりきっている為、

最後まで悩みましたが天狐Bを捨てる事に。

 

2ndデッキがミッドR以外だった場合まず勝てないガン不利マッチを貰う事になる為、

ミッドR×天狐Bもしくは

何らかのオタク系コントロールを粉砕するつもりの持ち込み。

 

アグロEはGCWや峡谷D等の天狐Bを倒したそうなコントロールデッキを

イピリアとかいう謎の生物により有無を言わさず完封する楽勝加減なので他5割と信じて相方に。

元々打点プッシュ用に自然の教え手・アレアを採用していたが

ロイヤルを考慮する為大魔法の妖精・リラに差し替え。

 

公開制ならではなのが

詠唱:翼の砂時計の存在。

歴戦の鷹匠、刃ネズミ、銀氷のドラゴニュート・フィルレインを上からついばむ。

 

因みに実際にはマーズへの回答をデッキ内に増やして

対ロイヤルでスーパーハードマリガンして

先後関係無く天球儀と神殿を探す為である。

(存在しなければフルマリガン)

漆黒の法典やプリズムスイングを甘えてキープしているようでは1に天球儀は置けないし2に神殿を置いてはいけないのだ(暴論)

 

鉄靴や奔流等も考慮したものの

1cの3tラグ置き除去である事や生き物である点を評価してこのカードを選択。

 

赤枝の聖騎士・ノイシュや、気高き教理も

本当は0でも良いがあるとその前提で動いてくれるかもしれないカード達。

 

ノイシュはTier2のフィニッシュ札に1ターン作るカードなので

試合後半まで1枚も引かなくて良いし

何なら使わない事もあるので限界まで減らしたかった。

一応イピリアや大翼の白竜のダメージカットになる2/2/2と汎用性はあるので見せ札としては十分。

まぁWとかDとか頭のおかしいコントロールオタク達が沢山居たら大誤算だが。

 

気高き教理は手札の腐ったアミュレットを消化出来る札として使う事がほとんど。

手札に溜まると回転が悪くなるが基本ボードが狭い職の為

遅れて駆けつけたアミュレットにも仕事を与えてやれて且つドローソースでもあるこのカードを選択。

新規ガルラは愚神礼賛が手から撃てない事と

デッキ的な問題でドローが付いていない事が比較して致命的なので無し。

 

 

3.マッチアップ

 

vs Qwert|眼鏡サザンドラ

 

×後B vsアグロE

○後B vs天狐B

○後E vs天狐B

 

2戦とも先4天狐されたが有り得ん上手過ぎて勝った

 

 

vs ウィンの三番弟子

 

×先B vs天狐B
×後B vsアグロE

 

メイン配信卓。

 

見た事の無いタイプの天狐B。

詠唱:宝石の甲羅やペガサスデュラハンが多投されており、

旧環境の教会Bの系譜にも見える。

 

全キープされたので天狐ムーブを想定し、

開幕ハンドも回転力が良かった為せっせと並べて天狐の社を割ったら

対戦相手のデッキが突然変わって負け。

 

どうやら盤面プラン全キープだったらしい。

 

神視点でこれが配信されてしまった為にやたら沼ったように見えて恥ずかしい。

 

対アグロE後攻2で神殿置くとかいう択は流石に存在しないので勘弁して下さいませ。

 

ガン不利マッチに後攻で

調べをケアしてリターンを狙ったらリーフマンしっかり持たれて

(リーフマンはどちらにせよ7tジャンヌ前に使わせないといけなかったからあれしか無い)

イピリア無しを祈ったらイピリア飛んで来て勝利不可。

 

 

vs Qwert|jupi

 

×先B vs聖獅子B

○先B vsCE

×先E vsCE

 

アグロE>聖獅子B

聖獅子B>CE

となっているが、

まだ聖獅子Bの方が目有りという判断で先に出され、

もれなく抜けられてしまう。

 

今期のアグロEvsCEはイピリアが通らない事を除けば

守護も無く回復も微々たるものだったが

トップから1点も引けず下振れ負け。

 

マッチアップ的には有利マッチだったので勝たねばならなかった。

今回の分岐点だった。

 

 

vs Q&B

 

○後B vsリントD
○先E vsリントD

 

こちらに天狐Bが存在しないので当然抜けた。

 

 

 

vs AGA|surpass

 

×後B vsAFNm
○後B vs天狐B
○先E vs天狐B

 

サブ配信卓。

 

聖獅子BはAFNmにマキナを出されると勝利不可。

先6マキナでチェック。

 

変な天狐Bでは無かったので取り返し、

 

ラストは後3白牙4天狐で終わったと思ったが

妖精の調べと茨の森のかけ方を某回遊魚に教わった通りプレイし

 

レフィーエを避けヘヴンリーナイトをプレイされた際に

相手がボードのフェアリーを無視して逆リーサルを狙ってくるプレイをするとリーサルになる為

余ったフェアリーを置かずにエンドした

のがベストバウト。

 

今大会で一番嬉しいシーンであり何度も指差し確認をした。

 

レートの対人相性が6-0で更に継続中となった。

 

 

vs SRG|chino

 

×先B vs聖獅子B
×後B vsAFNm

 

「誰が何と言おうと巨人軍なんだ」

 

聖獅子Bミラーで7tパスしたのは初めて。

当然大爆発。

 

先攻7tマキナでこちらも大爆発。

 

この後

ここで2本目に確実に出て来るAFNmにアグロEを当てて

勝ち点を取らなかった事で後悔する事になった。

 

 

 

vs まりうす

 

○後B vsミッドR
○先E vs天狐B

 

聖獅子Bは先後関係無くミッドRに有利である

というのがBOS第1期ナーフ前の私の一番の結論である。

 

Bグループはコントロールオタクの巣窟と化している

唯一の正統派であるまりうすさんだけがミッドRの持ち込みとなった。

(アグロEorミッドR+天狐Bだと思ってた)

 

聖獅子の神殿を破壊する事が出来ないという前提が非常にありがたく、

それによるマナ踏み倒しの蓄積により

テンポデッキとしてミッドRに先後関係無く

真っ向から勝負出来る喜びはこの2週間で皆にも味わって欲しかった。

 

2戦目は先4に5面調べがかかりBO3は10分で終了した。

お互い最終戦でへっとへとである。

 

 

 

 

4:結果

 

4勝3敗(9-8、先8後9)

Bリーグ4位

 

アグロE

○先vsリントD

○先vs天狐B

○先vs天狐B

○後vs天狐B

×先vsCE

 

4-1(先4後1)

 

聖獅子B

○先BvsCE

○後BvsミッドR

○後BvsリントD

○後Bvs天狐B

○後Bvs天狐B

×後B vsアグロE

×後BvsアグロE

×先Bvs天狐B

×先Bvs聖獅子B

×先Bvs聖獅子B

×後BvsAFNm

×後BvsAFNm

 

5-7(先4後8)

 

 

5.雑感

 

AFNmが存在したのが意外で、正直評価は低めだと考えていた。

ミッドRが少なかった事は正直自身も評価していなかった為にレート勢相手には仕方が無かったものの苦しい所。

 

聖獅子Bというメタデッキ的立ち位置のアーキを採用するなら

相方もメタ的立ち位置のアーキが良かったかもしれなかったが、

アグロEはやたら勝ったので良しとしたい。

来期から使えなくなる事がとても残念である。

 

結局の所、情で持っていった聖獅子Bだったが

不利相手に等しく負け、

Tier1では無い弱さをひしひしと感じる事になったが情は情なので仕方無し。

 

ミラーがやたら下に向いたせいで2つとも落としてしまった為に

有利なマッチアップを2回も落としてしまいそこはガックリ来た。

 

 

 

6.終わりに

 

常に勝っている人間選手権を不思議な環境でやった訳だが、

このメンツだと見ていられるゲームになるんだなと感じた。

(劣悪な環境的な意味で)

 

本来であれば2ヶ月半あるところを

二週間でまぁよくここまで仕上げて来るものだと感心しながら

その舞台で自身が活躍出来ている事実を取り敢えず褒めておこうと思った。

 

 

という訳でさよなら天狐の社。

来たるBOS第2環境に希望を託したい。

 

 

それでは。

私の第5回Ratings杯

DBN環境も終焉を迎える6月半ば、

RAGEFinalの前日日程で第5回のRatings杯が行われました。

 

第4回に続いての2連続2回目の出場という事で、

今回は一段階垢抜けて参加出来たかなとは思います。

 

 

1.デッキ選定

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原案がコチラ。

ミッドR×原初D。

 

第一思考として、

今期のTier1を原初Dとし、ある程度のメタデッキは疾走ゲーにして半分以上付ける方針だった。

CEや峡谷Dにも調整段階で総合値有利の結果で終わったが、

いざ蓋を開けると明らかに過剰な数のCEが存在し、つまるところ結論の齟齬である。

これによりメタ読みを大きく外してしまう事となる。

 

という事で第二思考が

レート勢の今までのデッキ選択傾向から、

何となく微妙そうなアグロEも蓋を開ければ三竦みとしてちゃーんと存在するだろう、

と。

これが大ミス。

あのrikkaですらアグロEを捨てCEを握る程である。

これには目&玉先輩もびっくり。

(彼もE×Rだが)

 

思考段階で捨てたほとんどのデッキが

アグロEに壊滅的に弱くミッドRor原初Dに五分〜微不利

で、アグロRが絡むBO3単位で高確率で2抜きされる可能性がある方々で、

実際には全くアグロEが母数も少なければ勝ち上がりもせず

W全般はほとんど正解、何なら復讐VやAFNmも正解択であった。

 

第三思考はその逆で、

アディショナルでドラゴンは半確だとしても

相方はかなり散ってくるだろうという予想。

アグロEを見なければ通用するデッキは多く存在し、

CEはそのほとんどに不利が付く為レート勢なら持ち込みを躊躇い偏る事も無さそうだと思っていた。

ほとんどCEor援護射撃Rの二強だったが。

 

今までほとんどメタデッキが勝たなかった事と、

アディショナルカード追加による環境のリセットによって全員が全員同じ方向を向いたのが原因とは思うが、

ここまで散らないと普通に構築も怪しい気がしてきた。

 

2.構築

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ミッドR。

第1期のrikka40からワルツを1枚モモにした物。

アグロEと原初Dを中心に全般に戦えるように意識した。

 

イノセントプリンセス・プリムはデッキの2cを増やして開幕とアーサー4面を保証し

8tの4点砲台が多方面に強い事からメインプランとする為多投。

ランサー確定の構築をアーサーのバリューが高いと評するのは4面出ない可能性も考えてから発するべきだと思っており

今期3ヶ月間2c不純物混じりで援護射撃無しを貫いたのはこれに起因する。

逆に言えばランサー確定の構築は可能な限り援護射撃を採用したいと考えている。

 

開幕から横並べと顔押しを続け、

プリムでおおよそ乗るアーサースカイフォートレス

もしくは8tプリムによるゴリ押しを狙う為、

残りの枠は先陣の騎兵とルミナスメイジで埋まった。

基本的なミッドRより少し顔打点を重視して動かし、

特にvs原初Dは多少の裏目は気にせず点数を押し込む事を意識した。

(プリム&フォートレスor黒セリアが阻まれず通る為)

 

若き鬼狩人・モモは多方面を見る際に欲しかったのと、

峡谷Dにテンポを崩される際に一矢報いる事が出来る回答。

狂えるドレイクをランサーで返すと負けるという自然の摂理に抗うことが出来る。

 

今期はバルバロッサの腐り方が尋常では無く、

同時にアグロE×原初Dがチラついた際にメインプランをプリム顔押しで考えた為に援護射撃も候補から外れ、

ミッドRを完全に捨てる事になったのが反省。

まさか半数を超えるとは思わず。

 

 

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原初D。

今期の単独Tier1(だと考えていた)であり最多母数になる事が明白だった。

 

まどろみの白竜の使用感が微妙過ぎて早々に抜けてしまった。

代わりに、スターフェニックス竜の炎・ジルニトラのような1枚で複数枚分の作用が見込めるカードと交換した。

 

スターフェニックスは使用感が良過ぎて隠していたが、

皆余裕で気付いていて

もはや多投出来なかったこっちが恥ずかしくなってきた

 

竜の炎・ジルニトラはゲーム中でも使用機会は1回あるかないかのカードで、

リーフマンを1度だけかわしたりマグナスを1度だけかわしたりする詰み手阻止が主で、

残りはリソースの続かない試合で飛び抜けて大きな1枚である事から1枚だけならと差し込み。

マナランプだけしてパワーカードが引けなかった際にこれに進化を切るとちゃんと試合を作ってくれる事もある。

 

フルマリガン後攻2パスとかいう致命的低乱数で霧子さんに負けたが。

CEに2回負けミッドRに原初を使えず負けまくり足を引っ張る。

当然事前では有利なはずで持ち込んだのでこればかりは頭を抱える。

 

 

3.対戦結果

 

眼鏡サザンドラ
✕先DvsCE

〇先Dvs峡谷D
〇後Rvs峡谷D


CHIVI
〇先Dvs原初D
〇先Rvs原初D


VoF|もぐりゅー
〇先Dvs原初D
✕先Rvs原初D
✕後RvsミッドR


霧子
✕先Dvs峡谷D
✕後Dvs援護射撃R


ペリエ
✕後DvsCE
✕先Dvs援護射撃R

 


R:2-2
D:3-5

 

見た目は悪いが総合値5-7で2勝3敗。

切り気味だったロイヤルに皆足をすくわれてしまったのでメタ読み要反省。

メタゲームにも参加出来なかった前回の0-5からすれば大きな進歩ではあるが。

 

 

4.まとめ

 

アディショナルによる環境変化でメタゲームが

CE・援護射撃R・原初Dに収束した。

なかなか無い機会ではあったが、そこら辺の要因も考えられたらもっと伸び代はあったのかなとは思う。

 

これにてRP期間は終了。

RP同率4位で、

Ratings Final への出場が確定している。

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同日日程で

8人リーグ7回戦+決勝T2〜3回戦で

同日7〜10回戦(後ろ2〜3はBO5)とかいうトンデモスケジュールなので

新弾環境は完全に集中力トレーニング期間となる事と思われる。

 

また本大会は珍しく公開性である。

デッキバレは大した問題では無いと思いつつ、

抽選で決定される他7人が分かっていれば

必ず対戦する事になる為小規模メタも発生するかもしれない。

化け物達の小細工とか勘弁して欲しい。

 

 

という事で取り敢えず新弾までの休養期間を満喫する。

 

それでは。

DBN環境の競技シーン結果とあれこれ

東西RAGE、加えて第5期のRatingsも終わり、

これにて通常の競技シーンは終了。

 

第5回Ratings杯、RAGE Finalが残されていますが、

その内Ratings杯に関しては大体参加が確定している為

後また書く事になると思います。

 

 

1.DBN2ヶ月間の成績

 

JCG ローテーション

  • 準優勝 1回
  • ベスト8 2回

RAGE

  • Day1:4-1
  • Day2:6-2(マネーフィニッシュ)

Ratings

  • 前半戦42位(1751)
  • 後半戦7位(1819)
  • 第5回Ratings杯出場確定
  • Ratings Final出場確定

 

2.DBN競技環境云々

 

環境開幕の明らかなスローゲーム感とボードトレード発生の頻度から、

間違い無く実力要素の高い良環境になる事は分かっていました。

 

Ratings前半戦開幕から早々に潜り始め、

ロイヤルだけ固定でウィッチ→ネメシスと相方を変えながら練度上げに奔走しました。

 

RAGE西は弱いウィッチとミラーを狩る為に

最大値まで引き上げたR×Nmを、

 

RAGE東はRミラーが援護射撃により不毛な時代を迎えた為

増えるであろうEに大方有利なウィッチの練度を上げ2種から選択、

尚も最強であるネメシスと組むのが板かという面持ち。

 

Ratings後半戦は東の練習勢が大量に湧いた為

援護射撃R×AFNm地獄に。

苦手リーダーな上に苦手タイプであるアグロEを練習し、

遂にRを交代し最後はE×Nmで終了。

 

結局の所、

RatingsではアグロE、ミッドR、AFNmの三竦みにGCWやNWが食い込む形、

 

RAGEは

E、R、W、Nmに+αでメタ要素の強いDやV、

基礎値でEやRに有利を取りにかかるB等、

一職以外はほぼ全て東西双方での活躍が見られました。

 

 

 

 

3.Ratings第5期

 

前半戦開幕からすぐ、

一時期ネメシスの流行によりロイヤルの勝率が4割を下回り、

流石に弱過ぎるので何度も変更を視野に入れましたが

某回遊魚系元YPが

「でも僕ネメシスに有利付いてるよ」

とか頭のおかしい事を抜かし始めるので

たまたま回遊魚がTwitterに載せていた

「イノセントプリンセス・プリム」

にヒントを得て勝率を取り戻しレート1817まで持ち直しました。

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調子に乗って最終日に潜って4連敗して終了しましたが。

 

後半戦はいよいよ西RAGEが近くなった事で...

と思いましたがこの時期はランクマッチで最低値確認をするのが習慣になっているのでそこまで触らず。

 

西RAGEが終わってから後半戦に本腰を入れて取り組む事に。

今期使用していない最も苦手なリーダーでありアーキタイプであるアグロEを使い始める。

 

時期的に東RAGE組の練習場所になっている事もあり、

尋常じゃない数の援護射撃RとAFNmが湧いており

ロイヤルの優位性が限界を迎えた為遂に解雇。

 

最後はアグロE×AFNmで1819まで踏み今度は調子に乗らず終了。

 

 

4.今期の主要アーキ

 

アグロE

玄人好みで玄人向けの超繊細なボードトレードにより常にボード優位を取り続ける事で打点を刻むタイプのデッキであり、

名前とは違いテンポアドバンテージが重要になるアーキ。真のテンポエルフ。

 

実力さえ伴えばミッドR、AFNmのどちらにも有利が付く職となる為、レート上位常連の殆どがこれを握っている。

 

 

ミッドE

基本的には深埼氏が頒布した物を言う。

アグロEに単体での活躍が見込めるバリューカードを選定して突っ込み、

ロングゲームになっても勝ち目を潰さず期待出来る所が強み。

 

その代わり

アグロE程の特価品では無い為

一度丸め込まれると9tで終わらせに来るWにまず勝ち目が無く、

コントロールE程リソースが持続しない為

ミッドR対面で終盤バリューカードが枯れる展開になりがち。カシオペアの効果も然り。

 

途中までアグロしながらAoEも撃って更に妖精の調べが撃てる等普通では有り得ない宇宙ムーブが存在する所が一番の強み。

 

 

コントロールE

きめ細かなコントロール能力を持つカードを採用し、

ボードゲームの優位性を保ちながら少しずつハンドを補充してゲームを作っていく。

基本的には10tまで相手のリソースと戦い、

それでも無理なようならフィニッシュ札で強引にライフを通して勝利する。

 

当然だが見た目から分かる通りフィニッシュに関するパワーが恐ろしく低い

補うには10固定であるキングエレファントや8固定のロキを多投しなければならない

それ相応の覚悟をするか、ある程度のリソースゲームを仕掛けるかだが、

きちんとアーサーとスカイフォートレスを引いたロイヤルにリソースゲームが出来る程のデッキパワーは無い

 

弱いロイヤルと弱いネメシス狩りに秀でており、

更に同族であるアグロEに滅法強い事から

BO3単位ではメタ構成に組み込まれる事が多い。

 

 

ミッドR

今期のTier1。

感覚的には単体でTier1なのはこの職のみである。

 

2/2/2+展開+疾走の三択を選ぶ事が出来るハイスペックカードのセリアと

突進するボーン・メアであるスカイフォートレスを手に入れ、

他白黒ワルツのような汎用カードも追加されて全体的なパワーを大きく引き上げられ、

約1年半ぶりに台頭した職。

 

パワーデッキであり押し付けも可能、

リソース回復や確定除去等も豊富でコントロール職とも問題無く渡り合え、

開幕から守護突進の群れでアグロデッキにも強く隙が無い。

 

特に「黒の女王・マグナス」の存在は今期の方針を大きく傾ける重要牌となり、

常に

「黒の女王・マグナスで詰むアーキタイプはミッドRに不利だろう」

という前提からスタートしなければならなくなった事で、

フォロワーでのボードトレードが得意なミッドRとAFNm、

マグナス登場前の開幕のみ許される為アグロEが抜きん出て、

この三竦みを作り上げた中心人物でもある。

 

 

NW

ジンジャーウィッチ。

ニュートラル系列を基盤とし、9tに踏み倒し効果でハイパーボードを形成し相手を鎮圧する事実上のコンシードデッキ。

 

今期はサハイスラというAoEを失った為、

前期は少数派だった禁忌グリモワールが標準搭載されている。

 

プリスや幻影遣いの存在で縦攻めのデッキには滅法強く、

また9t始動によりコントロールデッキのほとんどを許さない。

 

明確な欠陥として、取れる択の最大値が低い事が挙げられる。

特に致命的なのが静かなる炎将・マーズ

以下3/2/3であるビートルウォーリアー等も触る事が出来ず、

白の王・イメラや妖精の調べを簡単に許してしまう。

揃えるだけで良かったサハイスラとは違い、

ハンドを上限まで蓄えるというテンポロスを起こしやすい条件も相まって、

相手の最大値は捨てなければならないという制約が付き纏う。

分かりやすいTier2である。

 

 

GCW

ギガントキマイラをフィニッシャーに据え、

新規追加であるルーニィがスペルコントロールを推してくれる存在として成立。

 

スペルを回して手札を増強させれば、ローテーションレベルのパワーなら

炎の握撃やキマイラ等でどんな最大値ムーブもひっくり返す事が出来る。

最大値だけならTier1もびっくりである。

 

基本的には滅亡の予言かギガントキマイラを抱えた状態で

コントロールカードをドローカードと織り交ぜながら使用する事で時間を作り、

終盤にフィニッシュ札をプレイしゲームを終わらせる。

 

基本的にはこれがメインプランである為、

問題になるのはその最低値の低さである

メインプランの成功にあまりにも引き・引かれが左右し過ぎる。

択が難し過ぎる上に

(というかもはや千里眼が必要、相手のプレイカードや自身のトップに恐ろしく左右される。例えばルーニィのチョイス等試合全体を決める恐ろしい択を4tから求められる)

更にフィニッシュ、除去、ドローソースを満遍なく掴まなければならない。

 

選択出来るカードの豊富さ、パワーカードの多さから、

今期最もやり込み要素の高いアーキタイプであり、

その最大値ポテンシャルから研究価値は無限大であるが時間的効率から生産性は保証しない。

少なくとも私は諦めてしまった。

 

 

原初D

今期の原初は環境メタデッキとしての立ち位置。

R、Nmが8まで進化原初に触れられない事からプランを通しやすい。

 

開幕に点数除去をほとんど持たないが、

マナランプから何とか誤魔化す位の芸当はして見せる。

 

パワー不足やら黒の女王・マグナスの存在やらでロイヤル相手の優位性は怪しいものの、

エルフやネメシス相手はメタがきっちり刺さる。

 

 

教会B

ヘヴンリーナイトというハイパーパワーカードの運用の為頂きの教会を採用した構築。

新規追加のケリュネイアによってカウントアミュレットとのシナジーを得て今期パワーアップ。

中盤からいつでもボードの超展開が見込める為そちらの線も残している。

その他ヘヴンリーイージスも顕在。

下手なスローゲームになっても貫通可能で、アイテールによるサーチも完備。

 

ある程度の除去力とその圧倒的なカードパワーからロイヤル相手でもパワーゲームを仕掛ける事が可能。

採用カードの取り分でエルフに耐性を持ち、

AFNmも上を引けば十分射程圏内。

 

Tier1と呼ぶに差し支えない性能だが、

唯一の欠点はやはり構築やプランニングが重苦しい事。

特に開幕の対応力やここぞという時の決定力には

多少なりともアームを必要とする。

 

AFNm

新規追加はミリアム。

先攻時は2t埋めから3t引き抜きの熱狂に続く二択目となる。

後攻も一応製造術から発動し、

何なら量産があれば捲りの後攻上振れムーブを作る。

 

ほとんどのコントロールアーキがマグナスで詰む中、

一人だけフォロワーでボードコントロールを行う事が出来る強みを持ち、

生命の量産やハーメルンによる凄まじい最大値も存在する。

 

とは言えデウスエクスマキナを引かないとリソース管理が怪しく、

埋めて引き出す噛み合いが悪いと何も出来ず負けてしまう為、

感覚的にはドロシーWに近い。

 

抜け穴として、

AFの回転に全力を注ぐあまり点数除去を採用出来ない関係上、

原初や茨の森等の不干渉系カードに特段弱く、

3/5原初や茨の森連打はゲームすらさせて貰えない程の大きな障壁となる。

ネメシス使用が嫌われる要因の一つである。

 

 

5.Ratings変遷

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Ratingsは4月で1周年でした。

思えばウィッチ縛りをやめたTOG環境からずっとやって来ている気がします。

 

開幕時は界隈著名とばかり無限に対戦出来るし

BO3への意識が根付き初めである当時に

わざわざ探してやってくるバトルジャンキーしか居ないからと目をキラキラさせて新たな競技シーンへと足を運んだのでした。

 

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が、惨敗。

どれだけやり込んでも(当時の言葉で)

何となく負けてしまう為一向にレートが伸びません。

 

因みに第2期前半戦はあまりにも勝てず嘆きながらプレイしていた事もあり、

世にも珍しい「やり込み王」の称号を手に入れています。

WLD1期、地獄の一ヶ月と言われる昏き全盛期に一番BO3をやり込んだ頭のおかしい奴という事になります。

 

最近では母数増加でやり込み王のハードルも高いみたいですが。

 

WLD環境が終わり、SFL環境から、

第3期〜第5期にポイント制を設ける事が発表されました。

所謂RPの登場です。

海外リーグ等でよく使われる長期間勝率の高いプレイヤーを選定する為の手法の一つですね。

 

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昏き全盛期に世界一戦った事で培ったものは、

以降の結果の底上げに貢献してくれた模様。

 

プレミアカップ期間である第4期前半戦を除き、

その全てで1700後半を叩けて取り敢えずレベルアップ。

期間最後である第5期後半戦では念願の1800の民称号も手に入れた。

 

某回遊魚もそうだが、プレイの精度や有効打をを探すのに回数を必要とする為、

基本的に毎期開幕から動いている。

某右手や某Jのように

最初から使い方が分かっていたり

毎度最少着地(一度500戦位した回もあったらしいが)

するようなセンスは自身では持ち合わせていないのでこれからも取り敢えずはこのスタンスで継続する事になりそう。

 

 

6.幼女四天王

  • rikka(からくり)
  • +α/ALSee|てぴぴぴぴ
  • Qwert|霜月アイス(謎のロイヤル使い)
  • AGA|surpass

らしい。

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2-5

1-8

0-1

 

6-0

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7.回遊魚

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8.

 

書くの飽きた

アディショナル来ちゃうのでぼちぼち追記しておきます。

終わり。

RAGE summer 西 レポート

DBN環境Ratings前半戦終了の次に、

今期もやってきたRAGEは西が先のスタート。

 

いつものように東が先なら東に応募しようかと思っていましたが、(1:3は流石に)

環境の所感で、練度ゲーに持ち込めそうなので情報量の薄い先日程を優先し西に応募。

当選したのでセーフ。

 

 

1.使用リスト

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今期の命題は、

「黒の女王・マグナスで詰まない」

事だったので、

直接戦闘によるボード戦が出来る二職を選択。

 

こう言うとこう言われるの例に

NmはEに詰んでいる事が挙げられますが、

CEであれば十分プランニングで勝ち筋を見出せる事、

アグロEに関してはガン回りはどうしようも無い上、

スローゲームになるとレート上位でも余裕でミスを重ねるレベルの高難度である事から、

分岐が勝手に足を引っ張って勝たせてくれるという期待からです。

RAGEのレベルはつまりそういう感覚で見ています。

 

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構築はレート1820弱まで勝負したR×NmをそれぞれRAGE仕様に1枚ずつ差し替えた。

特に評価したのはウィッチが絡んだ対面に大きく有利が付く事

自身の対RAGE思想とも噛み合ったのですんなり。

 

【採用候補】

  • アグロE

使用不可

 

型の多さと構築の楽しさからRAGEには増えるであろうWに大方不利が付く為仕方無く諦め。

まぁエルフなので使用不可なんですけどね

 

  • 援護射撃R

援護射撃を置かなければゲームが出来ない構築は

全て黒の女王・マグナスに役割破壊される為辞め、

先攻5tイージーウィンを狙わずとも多分岐で勝てると考えているので援護射撃の採用優先度が下がっただけ。

 

他には太陽の槍・ルーを採用したかったからとか噛み合わせの話もあるが割愛。

 

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ローテーション規格とは思えない圧倒的な最大値と明確なフィニッシュ札が搭載出来る事が魅力。

構築の幅も広く細かいカスタマイズによって様々な役割を期待出来る。

 

ただ、

玄人コンビのロイヤルとネメシスに先攻有利の五分という評価になってしまい、

またミラーが先攻お祈りになる為先述のW増加予想から結局候補外に。

勿論黒の女王・マグナスを踏む職でもある。

使われる事はあっても使いたくはないし使われたくもない。

フレイムデストロイヤーを世に解き放たなければ良かった。

 

 

2.構築解説

  • ロイヤル

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オーソドックスなミッドレンジR。

Ratings第5期前半戦の構築と1枚差である。

(プリム2ワルツ2)

 

ボード干渉のハンド選択肢を多く作りたかった為

静かなる炎将・マーズを減らし、太陽の槍・ルーを投入している。

基本的にイージーウィンしなくても良いからきちんと択を選びたいという思想の下に作成した。

 

マーズは正味試合中後半に1度投げられれば十分で、3マーズはまず取られると思ってやっているのでずっとこの評価である。

被っても自身でボード奪取出来ない所もRAGEでは怖い為、ワルツの3枚目を優先した。

 

太陽の槍・ルーは安全装置と選択肢増加。

先攻4tは全カード中でも最強のプレイである。

先攻マリガンをとても楽にしてくれたりする事もあり、

総合値でプレイの安定性を高めてくれるカードという評価。

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一応某最強プレイヤーの構築でラダーへGOしたら、

当然強過ぎて大草原勝率なものの

敗因がリソース切れや選択肢無し等のどうしようも無い形が多かったので

結局太陽の槍・ルーをそっと入れ直した。

 

よく巷で言われているアーサーのバリュー論だが、

アーサーが4面出さない可能性もきちんと考えるべきである。

何なら対Eはランサーよりルーの方が強い。

という事で特にルー採用に引っかかる事は無かった。

 

イノセントプリンセス・プリムはミッドレンジロイヤル第3の選択肢。

 

  • 開幕埋めから好きなタイミングでの置き除去
  • アーサーから指揮官に確実にスカイフォートレスを乗せられるカード
  • ネメシスへの闇セリア顔プランの後押し

 

等。

ルミナスメイジで進化が出来たり、スカイフォートレスを何度も乗せたりでネメシスを強引に抜きに行く事が出来る。

 

また、現在でも希少な選択肢の為全く警戒されず、

盤面ロックにエンハンスで置いてやるともれなく予想外な顔をして飛んでいく。

 

役割カードなので採用枚数を悩んだが、

素引き、ルー通常からのサーチ対象、

アーサー釣り上げと拾う機会は多い為1枚まで抑えた。

 

 

 

  • ネメシス

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こちらもまたオーソドックスなAFNm。

レート時は量産3マグナ0の3×13+1。

採用カードそのものに関しては誰とも違わないので、話す事は採用枚数だけ。

 

生命の量産は言語化しにくい効果のカードで、

鉄鋼型にて勝ち筋であるレディアンアーティファクトをデッキに埋め込む役割や、

2→熱狂先、後1製造2ミリアム先に当てて3/ 2/3+2/1 とムーブの最大値が伸びたり、

ボード戦になった際にアナライズを増やして取れる択を広げたりと、

それぞれ

開幕・ボード戦・フィニッシュ

とタイミングが違う時に違う価値を創造する。

 

結局色々考えた所おそらく積めるだけ積みたいカードみたいなゆるふわ評価になってしまったので、

後述のマグナレガシーの枠が無かった為仕方無く1枚削った。

自身での評価が増強剤みたいなもので通常ルートで必須では無い為に使用感があまり変わらず

3枚必須アイテムと言われたらそれまでだが許して欲しい。

 

ハーメルンは生命の量産より目に見えた情報を与える簡単なカードだったので削らず。

取り敢えずアナライズアーティファクトがあれば増やしておけば良いと思った。

 

鉄杖の機構士はデッキの中に守護を埋め込むカード、

そして同時に対Eの明確な勝ち筋を生み出すカード。

埋め込んでハクラビで引き込み量産で増やして無限ミラーボールでWLDの負の遺産を撃滅する。

 

いやその理論なら量産は3ま(ry

 

……

 

造られし獣人・サフィラは下手なネメシスに

下手なネメシスが簡単に有利を付けられる明確なフィニッシュカードで、

昨今は某援護射撃を世に解き放った憎きプロの影響で2枚構築が多いので3枚採用を譲らなかった。

オフラインという場はそもそもやたら体力を使う場になる為簡単な試合は簡単に勝てるようにしたいのだ。

これがデッキに見えていれば適当にアーティファクト連打してればデッキが切れない限りそのまま勝利プランに持ち込める。

 

生命の量産を削ってまで採用したマグナレガシー1は、

探しに行ける時にデッキに欲しかったから。

ジンジャーもそうだがメイルストロームやら何やらよく分からないカードを出された時、

特に潜伏フォロワーを埋められて詰みかけるマッチアップにせめてもの回答があればと差し込んだ。

 

やたらデッキが捲れるもののサフィラターンである10tまでは基本的に相手に付き合わなければならないという圧倒的火力不足の為、

それまでの時間で変な1枚にびっくり箱されると困るのだ。

 

 

3.戦績

  • Day1

×先Nmvs援護射撃R

〇先NmvsNW
〇先RvsNW


〇先RvsアグロR
×後NmvsアグロR
〇先Nmvs復讐V


〇先NmvsAFNm
×後RvsAFNm
〇先Rvs援護射撃R


×後NmvsAFNm
×先NmvsGCW


〇後NmvsAFNm
〇後RvsAFNm

 

  • Day2

〇後RvsアグロE

×後NmvsミッドR
〇先NmvsアグロE


〇後NmvsAFNm
〇後RvsAFNm


×先Nmvs教会B
〇後NmvsミッドR
〇後RvsミッドR


×先Rvs峡谷D
×後Nmvs援護射撃R


×後RvsミッドR
〇後RvsGCW
〇後NmvsGCW


×後NmvsAFNm
〇後Nmvs援護射撃R
×後Rvs援護射撃R


〇先RvsアグロE
〇後NmvsアグロE


〇先NmvsNW
〇後RvsAFNm

 

  • ミッドR戦績

【対E】
〇先vsアグロE
〇後vsアグロE
【対R】
〇先vs援護射撃R
〇先vsアグロR
〇後vsミッドR
×後vsミッドR
×後vs援護射撃R
【対W】
〇先vsNW
〇後vsGCW
【対D】
×先vs峡谷D
【対Nm】
〇後vsAFNm
〇後vsAFNm
〇後vsAFNm
×後vsAFNm


先攻:5回(4-1)
後攻:9回(6-3)

合計:14(10-4)

 

  • AFNm戦績

【対E】
〇先vsアグロE
〇後vsアグロE
【対R】
×先vs援護射撃R
〇後vsミッドR
〇後vs援護射撃R
×後vsミッドR
×後vs援護射撃R
×後vsアグロR
【対W】
〇先vsNW
〇先vsNW
×先vsGCW
〇後vsGCW
【対V】
〇先vs復讐V
【対B】
×先vs教会B
【対Nm】
〇先vsAFNm
〇後vsAFNm
〇後vsAFNm
×後vsAFNm
×後vsAFNm


先攻:8回(5-3)
後攻:11回(6-5)
合計:19(11-8)

 

Day1:4-1

Day2:6-2

結果:マネーフィニッシュ

 

4.総評

Day1で敗れたのは制限時間アーキ相手に

2試合連続でサフィラが3枚流れてしまった試合のみで、

相手も界隈組の元MSV|みうら と隙も無く仕方無し。

Day2で敗れたのは

M9B9|西のS六段、POL|ROXASのこれまた界隈組2人で

2つとも後4ガウェイン無し先5援護射撃。

 

結局某小指系VTuberオタク精密機械プロを恨む事しか出来ない結果となった。

 

真面目な話をするとTOGと大して変わらない感想に。

(GameBand閉鎖によりTOGの時の書き留めは消えてしまったが。)

あと1〜2回程先攻カードを採用されているマッチアップに戒め先攻が取れればと思った。

 

AFNmは恒例行事RAGE前ラダーも酷かったのでこんなものだと納得出来た。

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こんなに勝率が出ないものを本当に持っていくのかという葛藤はあったが。

 

感覚的にはドロシーに近しいものだという感覚で、

ドロシーが引けなければ低確率でしか勝てないし

ドロシーが引けてもライフを詰められると轢かれる。

 

結局マキナ後ろが長く相手の展開が1つ遅れる事がありがたいので

先攻デッキだという評価ではあったが、

ロイヤルに強い(笑)との事なので持っていった。

 

因みにRatingsでの3×13+1の対R勝率は

脅威の55%である。

 

下手。

 

余計にドロシーが嫌いになった。

マキナが引けずRにリソース差でタコ負けし

教会Bに123パスしてバツを付ける事になるし散々である。

 

だが下手である。

 

敗北した際に理由が分かりやすかったお陰で助かっているが、

他の試合は酷かったかもしれない。

RAGEという長丁場だったので逆に自身を褒めても良いかもしれない。

 

この戦績ならGCW使った方が良かったのでは?????

 

全ては闇の中である。

 

 

5.西RAGE総括

そんな事よりRatingsFinalが危ない。

RPがあと8〜10欲しい。

今期も卍High Average卍を目指そう。

 

アグロEはRatingsとは違い

自身のハイパー率と教会Bの数、

膨大な母数であるミッドRの先後ゲーで確率が収束し

そもそも勝ち抜けない読みだったが、

R×Nmどちらも全勝なのでもはや敵ですら無かった。

CEは踏まなかった。

 

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ラダーではこれに秘術Wや原初Dが混ざっていたのだが、

秘術辺りに当たって轢き殺された方も西は割と多かったのでは無いだろうか。

サブマリンスタートの人は辛かったかもしれません。

 

Ratingsと環境が違うのは

当たり前

なので自身でRAGE環境対策に動くのは至極当然である。

 

上手いEも上手いNmもまず存在しないと考えるべきで

そうなるとEに弱いNmもNmに弱いRも

なんとか相手の間隙を突く事は出来るという思考から躊躇う事無く持ち込む事が出来た。

 

何度も言うがそもそも1ウィスパラー1インセクト11調べはウィッチ以外対応不可なので無視で構わない。

 

いやだからGCWを選択していたr

 

 

6.まとめ

多数の影武者をくぐり抜け、

挨拶に来て頂いた方はありがとうございました。

 

どうでも良い話かもしれませんが、

 

 

サイン貰おうとする前に何か気が付く事は無かったのだろうか。

(因みに私はサイン書きません。書けないので。)

簡単な判別方法としてはJCG3rdの優勝称号が一番楽。

小癪な事に

死の淵に立つ者エンブレムにWitchMaster称号でHNを私にして練り歩いていたというのだからもう被害届を出しても良いレベル。

あんなのと一緒にされるのは勘弁して欲しい

 

これはシャドバフェスの話だったが、

西RAGEは更に凄まじく、

九州勢数人に元HMF|でこ、そしてこのワックス下手くそアグロデブも合わせて

地獄の影武者祭りと化した。

それはもう朝っぱらから私の目撃情報が絶えなかったが、

 

私が会場に到着したのは昼の12:00である。

 

君達には今後の人生、

壷売りや詐欺等にはくれぐれも注意して欲しい。

 

恐らく本物を見つけた人間の方が少ないのでは無いだろうか。

そもそも殆どの時間で別階の対戦ブースに入っていたのでその時間も当然広間に存在していないが、

当然私の目撃情報は絶えなかった。

 

私はリザーバー当選でも無ければ茶髪でも無ければ小太りでも無くそもそもそこに存在していない。

 

もはや新手のオカルトと化した。

 

Twitterでの風評被害ネタも

恐らくこのような形で問題無く真実として伝わっているんじゃないかと思い悲しいばかりです。

だって現実ですら見分けが付かないのにTwitterなんてもはや無法地帯だよこんなん

 

が。

 

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後×

後〇

後〇

 

卍格付け完了卍

 

それでは。

 

私の第4回Ratings杯

悔しい内に書き留めておきます。

いつでも見返してこの気持ちを思い出せるように。

 

 

デッキ選択

 

Ratings杯は順位もさる事ながら明らかに私自身より強い人間しか居ない場で構成されており、

露骨なプレイミス等してくれる訳も無く、

下引きは即負けコース、ミラーは特に厳しい戦いとなると考えました。

 

その点から考えた私のBO3プランは、

・構築段階で相手が強者でも無理を押せるカードを選択する

・特化メタ

の二択、

 

前者は「ブラックスワン・オディール」や「不死の大王」の事で、

後者は「破魔の術式」や「堕天」を採用したNW等の事を指します。

 

という事でNW×ミッドNで

下引き無謀DとミッドNを取るプランを第一に考えましたが、

これは早々に2人がかりで止められて没。

下引きを期待するのは良くないとの事。

 

レート期間に使用していたタイプの純正スペルドロシーで

私よりプレイも引きも強いであろう人間に対してまともに戦えるのだろうかと再検討した結果、

Ratings杯に多く持ち込まれそうなギガキマドロシーやミッドNに開幕で逃げられるアグロドロシーを選択。

上引き率による対無謀Dも4割程度はあり、こちらがギガキマドロシーを使うよりはずっとマシだと判断。

 

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キマイラ3やオズ1雷3等の形は悩みましたが

最終的にルゥ3雷2に。

 

明らかに足りていなかったスペル枠は、

1枚はピン採用ならダブつきを考えずギリギリ採用出来るゴーレムアサルト、

もう1枚は神秘の指輪、マナリアカーバンクル、コールチェイン等から悩みましたが、

1cである事とデッキとの噛み合いが悪い訳でも無いので神秘の指輪を選択。

 

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ミッドNはレート期間の構築とほぼ変わらず。

天弓の天使・リリエル、純真の歌い手を増やして出来るだけ開幕は厚くし、

ミラーに圧倒的な干渉力を生む不死の大王は今期のベストアンサーカードとしての自論により不動。

 

以上のアグロドロシーW×ミッドNで臨んだ大会でした。

しかし。

 

 

 

結果

 

ゲモ
×後NvsミッドN
〇先NvsドロシーW
×先WvsドロシーW

 

rikka
×後Wvs無謀D
×後WvsミッドN

 

takuma
×先Wvs無謀D
×先WvsドロシーW

 

凍結ちゃん
×先NvsミッドN
〇先Nvs秘術W
×先Wvs秘術W

 

スランプマスタージュン
×後Wvs秘術W
×先Wvs無謀D

 

W:0-8
N:2-2

 

 

0-5。

32人中単独の32位。

 

ウィッチに関しては4tは無く5が1回のみであとはそれ以降か引けず、

引いたドロシー全てがチェインどころかスペルブーストの音を欠片も鳴らさず沈黙。

マナは外すわ引かないわ引いても6t以降で

飛んでも何も入っていない。

リーダー結果はあのドロシーで0-8。

今日は勝つなと言われているようでした。

 

ミッドNはミラーの先攻ゲーが一度、先攻を取ったのに弱ハンドに相手の後攻最強ハンドを当てられ捲られる。

が、下引きながらもドロシーWと秘術Wを1回ずつ取って2-2。

 

かなり凄惨な結果に終わってしまい、

残念を通り越してむしろ対戦相手に罪悪感まで覚えそうでした。

 

 

 

反省

 

 

折角の初めてのRatings杯を完全に棒に振った、

という訳にはいきませんので、

当然この結果から自身を振り返らなければなりません。

 

しかし今回はとても明白。

 

  • 相手が強かろうとトップデッキを用いてミラーを甘んじて受ける
  • はじめから新しい職を練るのでは無く、今あるトップデッキに触り残しを作らない
  • 強い人間に勝てるまでやり込む

 

これだけ。

 

元よりメタ読みで生きてきた人間としては悲しい結果に終わってしまい、

そろそろ現実を見る時がやって来ました。

 

とても簡単です。

強者はメタをプレイで貫通する。

メタ側もそれ相応のプロプレイで無ければ付け焼き刃で成せるものでは無い。

こんな簡単な事も忘れていつもの策に身を投じていた。

 

つまり、

私はこの期間はさっさと秘術Wでも触っておくべきで、

ナーフ予想で魔海の女王が出ようが無謀Dはちゃんと使っておくべきだったし、

何ならレート期間に事実上のトップメタであるドロシーW、無謀D、ミッドNの三種は強者にも太刀打ち出来るレベルに納得する為やり込まなければならなかった。

 

ナーフの存在に囚われ過ぎ。

時間は有限なのだからもっと前からやっておくべきだった。

これはもはや仕方が無い事なので次の競技シーンに向けての反省。

次回以降に気を付けるとする。

 

もう1つ気付いた事があるとすれば、

割と皆人間だった。

もはや怪物か異形の者だと思っていたが、

明らかに目に付くミスが見られた。

 

勿論私自身もミスをしている可能性があり、これは別に相手を貶める言い方では無く、

普通にミッドレンジ以降に目をやれば手は幾らでもあった。プレイ分岐による勝利を狙う為にプレイを見つめ直せ。甘えるな。

アグロデッキに頼り後ろの目を潰してしまった大きな反省です。

 

と終わった自分に言い聞かせて来期に繋げて行きたいと思います。

 

 

最後に

 

意気込み通り、

「強者しか居ない場で戦える」

事によるこれ程までにどキツイ収穫はこの他に味わえないものとなりました。

 

何せ当分大会で全敗なんてする事は無いですからね。

周りが全員最強だったからこそ得られた新たな思考にむしろ感謝(泣)

 

いや普通に辛いですけどね。

 

でもこれで当分はイキリオタク出来なくなったんじゃないでしょうか。

自戒ですよ自戒。どんどん大人しくなる。

 

という事でまた地道に頑張りますのでよろしくお願い致します。

 

一応RPは稼げている為、

第5期もきちんとランキングを抑えてRatingsFinalを視野に、

そして第5回Ratings杯に顔を出しこの雪辱を晴らしに向かいます。

 

今期は以上で競技シーンは終了。

さよなら戒めのCGS環境。

 

 

それでは。